私は二人目の子供を出産する際、一人目の時とは違う選択をしました。一人目は家の近くにあるアットホームな個人病院で、二人目は少し離れた場所にある大規模な総合病院を選んだのです。この二つの経験を通して、実際にお財布にどれくらいのインパクトがあったのか、生々しい実体験を書き記しておこうと思います。まず一人目の個人病院での出産ですが、ここは「食事が美味しい」と評判のクリニックでした。入院中は毎日がホテルのディナーのようで、産後の疲れが吹き飛ぶほどの贅沢を味わいました。お部屋も全室個室で、家族が泊まれるソファベッドまで完備されていました。その分、お会計はかなりのものでした。当時は一時金が今より少なかったこともありますが、手出しで二十五万円ほど支払った記憶があります。検診のたびに数千円の追加費用がかかることも多く、トータルで見るとかなりの出費でした。しかし、その手厚いケアとリラックスできる環境は、初めての育児に挑む私にとって必要な投資だったとも感じています。対して、二人目の総合病院ですが、こちらは費用の安さに驚きました。もちろん、豪華な食事やマッサージといったサービスは一切ありません。食事は質素な病院食で、お祝い膳も小さなケーキが付く程度でした。部屋も四人部屋を選んだため、差額ベッド代はゼロです。結果として、退院時のお会計は一時金を差し引くと、なんと五万円以下の手出しで済みました。一人目と比較すると二十万円近い差が出たことになります。この圧倒的な安さは、家計を預かる身としては非常に有り難いものでした。ただ、安さの代償として感じたのは、やはり「忙しさ」です。総合病院の助産師さんたちは常に走り回っており、一人目の時のようにゆっくりとお喋りをしたり、些細な不安を長時間相談したりする余裕はあまりありませんでした。また、待ち時間も非常に長く、半日がかりの検診は上の子を連れての通院には少々酷でした。結局、どちらが良かったかと聞かれれば、一長一短だと答えるしかありません。一人目の時の贅沢な時間は一生の思い出になりましたし、二人目の時の安さと医療設備の安心感は代えがたいものでした。これから出産を控えている方には、まず自分の優先順位を明確にすることをお勧めします。予算を重視して、浮いたお金を子供の教育費や家具に回したいなら総合病院が断然有利です。逆に、産後の自分へのご褒美として快適さを追求したいなら、個人病院がその期待に応えてくれるでしょう。自分にとっての価値がどこにあるのかを見極めることが、出産費用の納得感に直結するのだと身をもって学びました。
私の出産費用公開個人病院と総合病院の違い