ある日の入浴中、私は自分のふくらはぎに青紫色の血管がボコボコと浮き出ているのを見つけて、大きなショックを受けました。以前から夕方になると足がパンパンに張り、夜中に足がつることも増えていたのですが、単なる加齢や疲れのせいだと思い込んでいたのです。しかし、鏡に映った自分の足の異様さに、これはただ事ではないと確信しました。翌日から私は、この症状を治すために何科の病院へ行けば良いのかを必死に調べ始めました。最初は「足の表面のことだから皮膚科かな」と考えたり、「むくみがあるから内科かもしれない」と悩んだりしましたが、インターネットで調べていくうちに、どうやら血管の専門的な診察が必要な下肢静脈瘤という病気らしいことが分かってきました。最終的に私が選んだのは、自宅から通える距離にある心臓血管外科を掲げる専門クリニックでした。最初は心臓という言葉に少し気後れしてしまいましたが、下肢静脈瘤の専門外来という文字を見て、勇気を出して予約を入れました。診察室に入ると、優しそうな先生がまず私の話を丁寧に聞いてくださり、すぐに超音波検査を行ってくれました。ゼリーを塗って機械を当てるだけの検査でしたが、モニターには私の足の血管の中で血液が逆流している様子がはっきりと映し出され、先生は「ここにある弁が壊れているから血が溜まってしまうんですよ」と分かりやすく解説してくれました。長年の謎が解けたようなスッキリとした気持ちと同時に、専門の診療科を選んで本当に良かったと痛感しました。私の場合は、レーザーによる日帰り手術を受けることになりましたが、専門医の先生は手術のメリットだけでなくリスクについても詳しく説明してくださり、安心して当日を迎えることができました。手術後の経過は非常に順調で、あんなに悩んでいた足の重だるさや夜中のつりも嘘のように消え、何よりも浮き出ていた血管が綺麗になくなったことに感動しています。もし、あの時何科に行けば良いか分からずに放置していたら、今でも重い足を引きずって生活していたかもしれません。自分の体に起きた異変に対して、適切な専門家を頼ることの大切さを、私は自分の足を通して学びました。
足の血管が浮き出て不安な私の体験記