結婚式や重要なプレゼンテーション、あるいは待ちに待ったデートの日。そんな大切な日に限って、鏡の中に赤く腫れた「めばちこ」を見つけてしまうことがあります。見た目が気になるのはもちろんですが、それ以上に「周囲にうつる病気だと思われて敬遠されるのではないか」という不安が、追い打ちをかけるように心を重くさせます。しかし、まずは落ち着いてください。先述の通り、めばちこは人にはうつりません。この事実を自分自身がしっかりと把握しているだけで、周囲への振る舞いに余裕が生まれます。まず、見た目のケアですが、腫れを隠そうとして厚化粧をするのは厳禁です。化粧品の成分が毛穴を塞ぎ、炎症をさらに悪化させてしまうからです。どうしても気になる場合は、眼科で処方された抗菌目薬をさした上で、清潔な眼帯を使用するという選択肢もあります。最近では、眼帯をすることでお洒落を損なうと考える方も多いですが、むしろ「感染症ではないので安心してください、少し目が腫れているだけです」と一言添えるためのきっかけとして活用するのも一つの方法です。周囲への配慮として最も効果的なのは、自ら先手を打って説明することです。「お見苦しいものをお見せしてすみません。めばちこができてしまいましたが、医師からはうつらない種類のものだと言われていますので、ご安心ください」と笑顔で伝えれば、相手の不安は一瞬で解消されます。言葉に出すことで、自分自身の「うつしてしまったらどうしよう」という強迫観念からも解放されるはずです。また、当日はこまめに手を洗う姿を見せることも、清潔感をアピールし、周囲に安心感を与えることに繋がります。大切なのは、めばちこを「恥ずべき隠し事」にしないことです。誰にでも起こり得る生理的なトラブルとして堂々と振る舞うことが、結果としてあなたの評価や信頼を損なわない最善の策となります。めばちこは数日で治まる一時的なものです。そのために、あなたの大切な日を台無しにする必要はありません。正しい知識を盾にして、自信を持ってその日を乗り切ってください。